マッチレポート

　前半立ち上がりからボールポゼッションを高めながら攻撃を仕掛ける松陽に対して、縦に早くゴールに向かう鳥栖工業の構図でゲームが進んだ。
　そんな中立ち上がり4分にこぼれ球を松陽35.田口選手が振り抜いたボールがDFに当たりコースが変わってゴールに入り松陽が先制する。その後は松陽がピッチを広く使いながら攻撃を仕掛けようとするものの、中を堅く締めてスピードに乗ったカウンターを仕掛ける鳥栖工業の展開となり、お互いにチャンスは作るものの決定機までは行かずそのままハーフタイムに入るかと思ったアディッショナルタイムに鳥栖工業のクリアがショートしそのこぼれから松陽30.森屋選手が決め2-0で折り返した。
　後半は立ち上がりから松陽ペースで進み、48分にバイタルエリアをショートパスで完全に崩し見事な形で追加点を奪う事に成功した。その失点で鳥栖工業が落ち着きを失った数分間の隙を見逃さず、鳥栖工業のミスも重なり2得点を追加する畳み掛け勝負を決めた。その後の20分間は逆に松陽のシュートは無く鳥栖工業が何度かフィニッシュやCKに持ち込む展開となった。ゲーム最後はCKから鳥栖工業3.徳重選手がドンピシャのタイミングでヘディングで合わせたがゴールマウスを捉えることができずそのまま試合終了。5-0で松陽が勝点3を掴んだゲームであった。