マッチレポート

　鶴崎工業は4-3-3、慶進は4-1-4-1のシステムで立ち上がりはお互いにシンプルに背後にボールを入れ探り合いの展開が続く。そんな中、最初に鶴崎工業がゲームを動かす。前半6分中盤でボールをカットした鶴崎工業は66石本にパスを出す。キーパーの位置を見て30mの地点から石本はロングシュートで冷静にゴールを奪う。
　失点をしてしまった慶進はそこから両センターバックを中心に後ろからヴィルドアップをしながら鶴崎工業のゴールを目指す。前半11分中盤でカットした41伊藤が素早く85河﨑につなぐと88佐倉が背後を奪いスルーパスを受けキーパーとの一対一を冷静に決め同点とする。その後は慶進が流れをつかみボールを保持する時間が続き、右サイドからのセンタリングを81石川がファーで合わせてゴールを奪い逆転に成功する。しかし鶴崎工業も守備で圧力をかけ奪ったボールを慶進ディフェンスの背後を狙いカウンターを仕掛ける。すると前半29分、32分と立て続けに91菅原、66石本がゴールを奪い試合を振り出しに戻す。
　後半は立ち上がりから慶進はボールを動かし流れをつかもうとするが、システムを4-4-2にし、前から圧力をかけてくる鶴崎工業の守備をなかなか崩すことができない。そんな中後半58分に81石川からの裏へのパスに反応した85河﨑がゴールへ迫る。一度はキーパーに弾かれるが、セカンドボールを拾い再度85河﨑がゴールへ向かいキーパーとの一対一を決め同点にする。そこからお互い一進一退の歌劇が続く中後半の残り3分、鶴崎工業が43大川内の裏の中出しから勝負を決める4店目を叩き出し鶴崎工業が接戦を4対3とものにする。