マッチレポート

前半11分、長崎南山は背後をとった7宮之原がファーに入った10浦に合わせ、先制点をあげた。前半20分、九州産業は自陣でファールを受け、九州産業GK野上の好フィードで背後を取り、九州産業6八ツ繁が冷静に流し込み、同点弾を浴びせた。
しかし、その4分後（前半24分）、長崎南山は11副島が果敢にサイドで仕掛け、ペナルティーエリアの角付近でファールを獲得。混戦になったものの、長崎南山3中村が押し込んだ。
その勢いのまま、前半30分、九州産業のフィードを長崎南山2水谷が冷静にコントロールし、中盤を経由することで九州産業のVOの引き出されたスペースを9重松が使い、浦とのコンビネーションからカウンターを成功させ、点差を1-3と突き放した。
後半は、両者譲らぬ攻防が中盤で行われ、中央を攻め入りたい九州産業とそこを堅く守る長崎南山の攻防は面白いものがあった。お互い、ゴール前のシーンを数本作るも、決定的なシーンを作り出すことができず、後半はスコアレスのまま、長崎南山が3-1で勝利をおさめた。