マッチレポート

菜種梅雨の雨の中の試合となった。前半立ち上がりから、ボールの近くに人数をかけて細かいパスワークとドリブルを駆使して攻める延岡学園に対して、修猷館は奪ったボールを素早く展開しようと試みる。前半3分、ゴール正面から放ったチームの1stシュートを延岡学園の鈴木魁人が冷静に決めて先制。続く9分にも野田明日架が追加点。3点目も時間の問題かと思われたが、修猷館も最後のところで粘りを見せ、カウンターからチャンスを作り始める。前半33分、修猷館はカウンターから右サイドでボールを受けた重森皓太が、冷静に右足で逆サイドネットに決め追い上げにかかる。続く37分、左サイドからのクロスボールに本田昴大がGK前に飛び込み頭で合わせて同点に追いつき前半を折り返した。
後半、修猷館は何度も決定機を作るも、延岡学園GK年森聖人のファインセーブにも阻まれ決めることができない。反対に後半36分、延岡学園の島津啓太が、決勝点をあげて3-2で延岡学園が勝利した。